メダカの飼育において、水換えは水質を維持するために一般的な手法ですが、水換えをせずに水槽を運営する方法についての実験を行っています。
今回は、その実験の進捗と結果についてご報告します。
6月、7月 2週間1回水換え(水槽内の1/3)
8月中旬 1回水換え(水槽内の1/3)
9月水換えなし
メダカ水槽、水換えしないとどうなる
メダカ水槽、水換えしないと水底は糞だらけになる
私の水槽にメダカとスネールがいました。
最初スネールは数匹います。だんだん数が増えてきます。
水換えなしで最初はスネールやメダカの糞が眼立つようになります。
だんだん1ヶ月くらい経つと水底は全部糞だらけになります。
メダカ水槽、水換えしないと自然にグリーンウォーターになる
水換えをせずに1ヶ月以上経過した結果、水は自然にグリーンウォーターに変化しました。
照明時間も影響しますが、私の水槽では朝6時から21時まで照明を点灯させています。
最初はメダカの繁殖を促すためにこの設定をしました。
メダカ水槽、水換えしないと微生物が現れる、どんどん大量になる
水換えを行わないと、水中の微生物が増加しました。そして元々スネールも入っているので、スネールも大量に繁殖されています。画像の中に丸い泡見たい、数多く白い点状物はスネールの卵です。
特に何も手入れをしないで放置している私の水槽では、微生物の数がどんどん増えています。
これは実はメダカの餌になるため、メダカたちにとっても利益となっているようです。
メダカ水槽、水換えしないと多少水質が悪くなる
一番下はPH、下から2番目は炭酸になります。
現在、約1ヶ月間水換えを行っていない状態で、水質には変化が見られます。
pH値は若干低く、炭酸濃度も低い状態です。しかし、驚くことにメダカたちは元気に泳ぎ回っています。
メダカ水槽2か月水換えなしでどうなるのを見て見たいです。
次に、水換えなしの状態を続けて2か月が経過する頃に、水槽の状態を見てみたいと考えています。
水質に対する影響を詳しく検証するため、水換えは行わず、水の追加のみを行います。
メダカ水槽の水換えについての一般的な考え方から逸脱した実験ですが、水換えを行わないことでどのような水質の変化が見られるのか、興味深い結果が得られることを期待しています。
今後の展開にもご注目ください。