僕は16cm/30cm/45cm/60cmの水槽を持っています。やはり★金魚を長く飼育したいなら60cm水槽からスタートするのが無難です!★理由は記事にまとめました。
- 水槽サイズの選定が迷う方
- 金魚を2匹以上飼育したい方
- 長期的、小まめ、掃除する自信がない方
- 費用を抑えたい方
お店に行くと色々な種類の金魚がいます。
大きさもそれぞれです。
金魚は成長すると最大15cm~30cmの大きさになります。
もちろんサイズ、色、品種によって値段も違いますが、同品種でサイズは大きくなると値段も高くなります。
ですので初心者は金魚を購入時,いきなり数千円で7cm,8cm以上の金魚を購入しません。
最初は3~6cm前後の金魚からスタートする方が多いです。(育てたい気持ちも含む)
それでは18cm水槽から金魚を飼育する時の問題点を見ましょう!
小型水槽で金魚を飼育する時に起きる問題点
僕が経験した18cm水槽について、当時2匹金魚の育成はいきなりスタートしました。
飼育時の問題点
水槽が小さく鑑賞にならず圧迫感を感じる
水槽内にはエアレーションやろ過装置も必要なのです。
更に数匹金魚を入れると逆に圧迫を感じます。
しかも初心者は鑑賞を重視する傾向があり、更に水草や飾りを入れることもあります。
金魚も大きくなりますから、後々水槽のサイズが小さく感じます!
(1匹だけ飼育するなら別の話ですが、1匹からスタートする方は少ないでしょう!)
水質・水温のコントロールが難し
金魚は糞が大量に出ます。
あっとゆまに水質が悪くなります。
ですので水替え頻度も大型水槽より増え、水質・水温のコントロールも難しくなります。
(カルキ抜きは何に?バクテリアは何に?って方は小型水槽より大型水槽からスタートする場合は挫折リスクが少なくなります。)
カルキ抜き:水道水は金魚に対して有害物が含まれています。
その有害物を無害化するための作業です。
バックテリア:金魚たちの糞内に毒が含まれている、それを分解する役割です。 (より複雑説明はありますが、簡単の理解で良いかと)
全滅リスクが高い
初心者はいきなり水槽セットを購入して、金魚を購入して飼育し始めます。
いきなり水道水から始まる人も多くいるでしょう、僕も最初はいきなり水道水から始めました。
その場合は水質はまだまだ不安定です。
金魚がすぐ死に至る可能性があります。(水道水はカルキという殺菌成分が含まれています。カルキ抜きしないと魚が死に至るリスクがたかいです。)
先も記載したが金魚は大量な糞が出ます。
糞の中に毒があります。
水槽が小さく水の量もすくないので毒の濃度がどんどん高くなります。
そのような環境にいると弱い金魚はすぐ死にます。
もう一つ問題は
大量な糞が出ると水が汚れます。
水汚れの対策方法は水替えになります。
まだ安定してない水なのに水換えると水質がさらに不安定で金魚に負担をかけることになります。
小型水槽の場合はこのような悪循環が起こしやすいです。
どうしても小型水槽からスタートしたいのであれば
まず水槽セット購入後、水道水を入れて(1週間~2週間)置きます。
ろ過装置24時間かけている状態も大事です。
その後1~2匹小さい金魚を入れる流れで始めてください。(目的:カルキ抜き、バクテリアの増殖)
でも、上手く水槽を立ち上げて、自信が付くともっと多くの数を飼育したい気持ちが湧いてきます。
そうすると結局大型水槽購入検討になるから、最初から大型水槽から始まったら良かったと後悔します!
大型60cm水槽で金魚を飼育する時のメリットとデメリット
僕は今現在60cm水槽で11匹金魚を飼育して、皆元気に泳いています。
(この2枚は60cm水槽立ち上げ後、1ヶ月前後の画像)
新し品種、水草、飾りを入れたがります。この過程も楽しいです。
※メリットは
水はとても安定しやすいこと
水の量が多く、水替え回数が減り、管理しやすくなります。
水質が一度安定してしまえば後の管理は非常に楽です。
僕は今、週1回バケツ(10L)1杯の水の量を交換しています。
2週間1回交換することもあります。最初水安定することも小型水槽より簡単です。
まず最初にカルキを抜いて,後は週1回1/3の水の量を交換して、餌を少な目にすることを注意して、後は考えこともなく自然に安定してくれます。(3週間~1ヶ月、水質測定用紙で測定しました。)
サイズはちょっといい
18,30cm水槽はまずなし、45cm水槽は中途半端な気がして、60cm水槽の今現在はとても満足しています。
90cmなら場所の選定が難しく、やはり60cmは一番ベストですね。
場所や経費面は問題なければ90cm以上も良いとおもいます。
掃除は超楽
ろ過装置 | 3ヶ月1回 |
ガラス面 | 月1回、2回 |
エアレーション | 3ヶ月1,2回 |
サボる場合もただあります。
例えばガラス面、正面だけ掃除して側面は2か月くらい掃除したこともあります。
水草も入れてますが、完全に放置すると爆発増えて、大変な事態になったこともあります。
60cm水槽だからこそ、水質安定しやすく、管理簡単です。
※デメリットは
経費が多くなる
60cm水槽になると重さが60kg超えます。
専用の水槽台が必要になってきます。
ろ過装置や照明など全部60cm水槽対応商品になります。
当然経費も多くなります。維持費も多くなります。
固定維持費
- 1日6時間~8時間の照明
- 24時ろ過装置
- 24時間エアレーション
- 夏はクーラー、冬はヒーター
掃除は大変
水質管理しやすい反面、ついにサボってしまいます。
気付いたらガラスの透明感がなくなり、コケだらけになります。
エアレーションやろ過装置も数か月単位での掃除なので、1回の掃除は大変になります。
水槽全体掃除も不可能ではないが、僕は一度もやったことはありません。(水の移動は大変だからです)
金魚の飼育はとても楽しいことです。
楽しことだからこそもっと数多く飼育したい、いろいろな品種の金魚を飼育したくなります。
ですので最初から60cm水槽選ぶと後々後悔になるリスクが少なくなり、無駄な費用も避けられます。
僕、今だに、18cm水槽を処分するかしないかに悩まされています。 😥